住みやすい街、暮らしやすい住まい
― 生まれ変わる海老名の未来予想図 ―

写真:海老名市提供

歴史情緒あふれ自然たっぷりの土地。

海老名市は、相模川がもたらした肥沃な大地が広がり、国指定史跡も多く残ります。その一つ、相模国分寺跡には七重塔基壇が復元されています。高さ約65メートルと想定されるこの七重の塔は当時珍しい高層建築で、現在は、その3分の1スケールで海老名中央公園内の観光モニュメントとして復元され、同市のシンボルに。霊峰・大山を目指した江戸時代に多くの人が通った大山道沿いには、樹齢570年ともいわれる県指定天然記念物の大ケヤキや石仏等が点在します。古い歴史を持つ同市は、2008年に景観行政団体となり、景観等についても配慮されています。また、相模川周辺では初夏にはアユ釣りを楽しむ姿も。この恵まれた自然環境から“海老名耕地”といわれ、農業が盛んです。イチゴは県内一の出荷量を誇り、イチゴ狩りハウスの並ぶ“ストロベリーロード”も。南部には田園風景が広がります。

生活に便利で住みやすい環境。

歴史や自然の残る一方、活気がある中心地はシネコン発祥の地でもあり、映画館、ショッピングモール等が並びます。国内トップの集客数を誇り、グルメスポットとして知られる海老名サービスエリアは一般道からの出入りも可能。“ちょっと田舎でちょっと都会”の住みやすい同市は全国と比較して、若者居住率も高めとなっています。体がイチゴで、エビとネコをモチーフにした市のキャラクター、えび~にゃも人気。ぬいぐるみ等のグッズ販売や、えび~にゃ焼き等の名産品もあり、市民に愛されています。

写真:海老名市提供

恵みもたらす街として
進化し続ける駅周辺。

2015年に大型商業施設等を擁する扇町が誕生、広場やプロムナード等海老名駅前が一新。東西の海老名駅を幅12メートルの動く歩道を備えた新自由道路が結び、雨でも濡れずに商業施設へ行くことも。中央図書館はリニューアルし、カフェスペースやキッズ専用フロアを新設、従来の図書館の枠にとらわれない文化発信の地になりました。2017年には駅間地区にめぐみ町も誕生。「海老名に恵みをもたらすまち」という願いがこめられた同町では、2025年の完成に向け、現在「憩う」「くらす」「育む」をキーワードとして〝賑わい創出エリア〟〝住宅エリア〟〝文化エリア〟の3エリアを開発中。賑わい創出エリアでは、オフィス棟や商業施設に加え、フィットネスクラブ、ホテル等のサービス施設が集結。
住宅エリアは、高層マンションだけでなく、サービス付き高齢者向け住宅や保育施設の計画も。文化エリアは、図書館、文化会館等、常に新しい文化が身近に。都市デザインとして、「段丘都市」をイメージ。人工デッキで「段丘」を再現、歩行者と車を分離した安心・安全なまちづくりを目指しています。JR相模線等の線路下を横断する道路、上郷河原口線が2020年度開通予定。市制開始から45年を迎え、「ずっと住み続けたいまち」海老名は「進化し続けるまち」として始動しています。

リポーター:ショッパー編集部・原さん