住まい・くらしコラム

メンテナンスのタイミング

まず、外壁塗装のタイミングが分からず悩まれている方も多いかもしれませんね。家が建てられている地域の環境や、どのグレードの塗装を使用しているか等によっても劣化状況に差が出てきてしまうので一概には言えませんが、だいたい10年が経過していればメンテナンス時期の一つの目安と言われています。

塗料の一覧

戸建て住宅の外壁にはモルタル壁とサイディングのどちらかが使用されることが一般的です。砂とセメントと水を混ぜたものをモルタル壁と呼び、ボード状の外壁材を張ったものをサイディングと呼んでいます。

代表的なものとして4種類あります。
塗料の種類によって性能や耐用年数・価格が異なり、価格が安いと耐久性も低く耐久年数も短くなりますが、価格が高くなると耐久性もグッと上がり、15年～20年ほど持つものもあります。
建物の形状によっても塗る面積が変わりますし、「安い塗装にしてこまめに外壁の色を変えて楽しみたい」「何回も足場を組むのは大変だから、1回にかかる金額は高くても耐久性の良いものにしたい」などお客様の希望も様々なので、どの種類の塗装を塗るといくらくらいか？を知るために、まずはリフォーム会社にお願いしてご自宅の診断をしてもらうことをお勧めします。今は無料で診断してくれる会社も多いですよ！
※サイディングのメンテナンスの場合、モルタル壁とは違い目地シーリング（外壁同士の隙間や外壁とサッシの隙間、また、サッシと窓ガラスの隙間など、住宅に存在するありとあらゆる隙間を埋める工事）の打ち替えが必要となりますのでご承知ください。

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外壁のリフォーム事例

【木造2階建て35坪】

費用	68万円（足場代含まず）
工事日数	10日間

こちらのお宅は、実際に外壁塗装のリフォームをされたお客様のご自宅の写真です。
新しく塗りなおすと見違えたようにお家が明るくなりますね！

【木造2階建て35坪】

費用	150万円（足場代含まず）
工事日数	4週間

こちらはモルタルをメインに使用しておりますが、玄関上をタイル張り、正面の壁一部は塗装で色を変えています。色々な手法を取り入れることで、一段とオシャレな外装が出来上がりますね！

メンテナンスのタイミング

屋根はなかなか見る機会がありませんが、日光や雨の直撃を受け劣化が進んでいることも多いので、定期的なチェックが必要です。それぞれの屋根の劣化状況によって最適なリフォーム工事があるので、まずは診断をお勧めします。

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工事の種類

屋根リフォームは、「屋根塗装工事」、「屋根重ね葺き工事」、「屋根葺き替え工事」が代表的な工事です。

屋根塗装工事

屋根材を塗装し、外観の美しさを維持する役目のほか、屋根材に新しい塗膜を施し、劣化を防ぐ。

屋根重ね葺き工事

現在の屋根をほぼそのまま残し、その上に新しい防水紙、屋根を載せて覆うこと。産廃処分代を抑えられ、コストダウンになる。

屋根葺き替え工事

これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根に一新すること。屋根材だけでなく野地板や防水紙といった下地も新しくなる。

屋根のリフォーム事例

【木造2階建て31坪】

寄棟屋根面積	110m²
費用	190万円（足場代・雨樋交費用含まず）
工事日数	14日間

こちらのお宅は昔ながらの瓦屋根を使用していましたが、屋根葺き替え工事のタイミングで「ディプロマット軽量屋根材」に変更しました。軽いので耐震性も増しますし、断熱・防音性にも優れた高耐久の屋根材です。