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02
EXPERT

理系出身者座談会

磨いてきた専門性。
どう活きる?どう活かす??

少数精鋭の小田急不動産において、
とりわけ少数精鋭の理系出身者たち。
専門性は活きるのか?
活躍できるフィールドはあるのか?
気になる部分を本音で語ります。
文系の方も、理系の方もぜひご覧ください。

Ryo Kawase

住宅事業本部 商品計画部
第1商品計画グループ

川瀬 亮
2014年入社/総合理工学研究科 人間環境システム専攻 修了

取得した用地について、顧客を想定し、ニーズにあったマンションを開発するため、設計事務所やゼネコンと協力しながら、新築分譲マンションの企画、設計を担当。

Yoshihiro Kosako

小田急ハウジング出向
営業推進グループ
チーフ

小迫 欣弘 〈1級建築士〉
2006年入社/都市科学研究科 都市科学専攻 修了

小田急ハウジングに出向し、リフォーム事業や住宅事業、管理事業部の後方支援を担当。イベント企画運営や広告制作、新店舗の開店準備、注文住宅の新商品開発などを行う。

Tomoko Tsukuda

ビル事業本部 ビル営業部
リーシンググループ
チーフ

附田 朋子 〈1級建築士〉
2010年入社/工学研究科 建築学専攻 修了

所有管理している物件のテナントリーシングを担当。適正な賃料を割り出すため、周辺の競合物件の募集状況や賃料の調査および情報更新、外部の仲介業者との定期的な情報交換までを幅広く行う。

「暮らし」を感じながら、
仕事ができる環境が魅力。

小田急不動産に入社した決め手を教えてください。

小迫ある場所でマンションを開発して販売したら次のエリアへという点の開発ではなく、地域に根を下ろして面での街づくりをしたいと思い入社を決めました。それに、明確な開発対象エリアを持っているほうが、そこで暮らす人たちをイメージしやすいかな、と。やはり、お客さまが嬉しそうに暮らせる街をつくりたいですし、それを実感していたいですから。

附田私は最初、組織設計事務所やゼネコンを中心に受けていました。でも、課題として提示された図面を描いているとき、『人がどう使ってくれるのか、イメージできないものばかり書いているな』と感じたんです。

川瀬人の使い方ですか?

附田そう。大学院では、人の暮らしと住まいの変遷について研究していたから『この街でどのように暮らしてほしい』とか『どのように使ってほしい』といったことを考える仕事に就きたい、と。それなら受注側ではなく発注側、つまり事業主側だろうと思ったんです。そのとき、よく利用していた小田急線のことが頭に浮かびました。小田急沿線って、まだまだ開発の余地がありそうだったから。

川瀬電車で下れば下るほど、田んぼが広がっていますからね(笑)。私は就職活動をするまで小田急線に乗ったことがなかったので、受けると決めたとき、新宿から小田原まで往復しました。途中、街もありますが、その間には開発余地のあるエリアがたくさんあって、可能性を感じました。

小迫なぜ、不動産会社を志望したの?

川瀬人と関わっていたかったからです。大学では環境工学の中でも、熱と気流について学んでいました。ただ、シミュレーション中心の研究で、ずっとパソコンと格闘していたため、大学院では人の心理と建築を融合した環境心理学を専攻したんです。伝統工芸の工房のつくりはどうあるべきか、職人の動線や腕の長さ、道具の使用頻度、染料の匂いなど、さまざまな要素を考慮しながら考えていくという学問でした。これを学んでいるうち、やはり自分は人が好きなんだと気づいたんですね。だから、社内はもちろん、建築事務所や建設会社など、多くの人と協力しながら建物をつくっていく不動産会社で働きたいと思ったんです。

附田ちなみに私は、多くの女性が活躍している点も小田急不動産を選んだ理由です。この業界は、女性の割合が低い分、結婚や出産後も女性が働いている実績がある点を心強く感じました。

どんな仕事にも、
自分の持ち味は必ず活かせる。

全社的に見れば文系出身者が多いと思います。
その中で理系出身者が活躍できるイメージは持てましたか?

附田大いに活躍できるとは思わなかったというのが正直なところ。人事の方には、いろいろと質問しました。「建築に関わることのない部署への人事異動はありますか」とか。

川瀬どういう答えが返ってきたんですか?

附田「あるけれど、意思は尊重します」と。正直な回答に好感が持てましたし、スタッフ部門でなければ、建築に関わり続けることは可能だとも思いました。事実、現在担当しているリーシングでも、専門知識があるからこそできる提案があります。使用する人数や動線を踏まえたレイアウトを瞬時に伝えられることができますから。

小迫そう、柱の位置だけが書かれたフロア図を見ても、お客さまはイメージすることができません。そのとき、フリーハンドでささっと絵を描いて、イメージを具現化し、伝えることができる。すると、お客さまは、そこで過ごす時間を想像できるようになるし、夢も膨らんでくる。以前、私も土地区画整理事業に携わっていたとき、暇を見つけては「こういう建物を建てたい」というイメージを絵にしていました。

川瀬不動産会社は実際に設計することはありませんが、対象としているものは建物であり、土地なので、大学や大学院の勉強は必ず役に立ちます。それに、理系の比率が少なく『理系出身者だから、コレ!』と限定的な業務がないので、専門知識を活かしてさまざまな部分に入り込めるチャンスがあります。多様な業務経験を重ねながら自分に合った仕事を探す機会があることもメリットですね。

小迫いろいろな部署で出会う人とのつながりも財産になるしね。私は商品計画から小田急電鉄や小田急ハウジングへ出向してきましたが、良い経験と出会いの機会を得たことが自分を成長させていると感じています。今では、次もどこかへ出向したいと思っているくらいです。

附田正直、建築の設計を突き詰めたい人は、向いていないかもしれませんね。ただ、理系で設計事務所に入った人が、入社1年目から現場へ出て、職人さんたちと会話をして工事に深く関与できるかというと難しいはず。その点、当社は、若いうちから仕事を任せてくれる文化があるので、それができる。私も1年目から分譲戸建て住宅の商品計画主担当として、商品コンセプトの設定から設計事務所や現場とのやりとりなど、こちらがプレッシャーに感じるほど、任せられたので。だから、今まで学んできたことをすぐにアウトプットしたいという人には向いていると思います。

川瀬自分は、住宅開発はお客さまの声が大切だと思っているので、お客さまにもっとも近い位置で住宅開発に携われる不動産会社が合っていると感じています。結論としては、理系とか建築を学んだということはあまり関係ないんじゃないでしょうか。人と触れ合い、ともに考えながら、住まいをつくることができる。それを魅力に感じられる人が向いていると思います。

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