環境への取り組み

私たちは、できることから
一歩ずつ始めています。

小田急不動産グループは、「環境方針」を制定し、環境への配慮と環境負荷削減に向けて継続的な取り組みを行っています。


環境方針

  1. 私たちは、環境に配慮した商品・サービスの提供に努めてまいります。
  2. 私たち従業員一人ひとりは、環境負荷の低減に対する社会の要請に応え行動いたします。
  3. 私たちは、地域との協働により環境保全活動に積極的に取り組みます。
環境への取り組み

事業活動における取り組み

ZEHへの取り組みについて

【マンション事業】

1.ZEH-M(ゼッチ・マンション)とは

Net Zero Energy House Mansion(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)の略。
断熱性・省エネ性能を上げること、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラスマイナス「ゼロ」(もしくはゼロに近づける)にすることを目指した集合住宅を指します。
ZEH-M(ゼッチ・マンション)とは、『ZEH-M』、Nearly ZEH-M、ZEH-M Ready、ZEH-M Orientedの4つに定義されています。

2.ZEH-M(ゼッチ・マンション)取組計画

小田急不動産は、「お客様のかけがえのない時間(とき)」と「ゆたかなくらし」の実現に貢献するという小田急グループの経営理念のもと、お客様に感動いただくこと(顧客感動)を第一義に、安心、安全、快適な生活・環境の創造とその価値の向上に全力を尽くし、お客様からの信頼を日々積み重ねていくことを使命としています。
住宅事業における環境負荷低減のため、新築分譲マンションへ段階的にZEH-Mを導入し、脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。

ZEH developer

【戸建事業】

1.ZEHビルダーについて

『ZEH ビルダー』とは、国が掲げている「ZEH ロードマップ」の意義に基づき、自社が受注する住宅(新築注文住宅、新築建売住宅、既存改修)のうち、ZEH、Nearly ZEH、ZEH Orientedが占める割合を2025年度までに50%以上とする事業目標を掲げるハウスメーカー、工務店、建築設計事務所、リフォーム業者、建売住宅販売者等を指します。
小田急不動産は『ZEH ビルダー』に登録し、2025年度のZEH普及50%を目標に取り組んでまいります。

※経済産業省が、「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標の実現に向けて公表した、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を普及させるための具体的な取り組み・施策を示したレポート。

2.ZEH普及目標および実績
2020年度 2021年度 2022年度 2025年度
実績 実績 実績 普及目標
0% 0% 0% 50%
ZEH builder

自然の力を利用した環境共生型住宅の分譲

当社の分譲マンション「リーフィアレジデンスはるひ野」や「リーフィアレジデンス世田谷桜丘」などの屋上の一部には、共用部の電力の一部に使用される環境負荷が少なくCO2の排出量も抑制できる太陽光発電やヒートアイランド現象の緩和が期待できる屋上緑化を施し、環境負荷に配慮したプランニングとしています。
また、「リーフィアレジデンス橋本」では、計画敷地の4割を占める民有緑地(既存緑地)の資源を生かし、“里山と共に生きる大規模集合住宅”をテーマに人と自然が共存する持続可能な住まいづくりを企画推進しました。

リーフィアレジデンス橋本

リーフィアレジデンス橋本

保有ビル共用部分での省エネ対策の推進

当社が保有・管理を行っているビルにおいて、エントランスやエレベーターホールなどの共用部分の空調管理(夏季28℃・冬季20℃に設定)の実施や、LED照明を採用し、消費電力やCO2の排出量を抑制しています。

屋上緑化の採用

当社が管理を行っているビル「御成門小田急ビル(港区西新橋)」、「小田急西新宿O-PLACE(新宿区西新宿)」や、マンション「リージア経堂テラスガーデン(世田谷区宮坂)」、「リージア曙橋(新宿区片町)」では、環境配慮のために屋上緑化を採用しています。

御成門小田急ビル

御成門小田急ビル

事業所等における取り組み

LED照明の導入・設置

本社ビルにおいて、エントランスやエレベーターホールおよび事務所スペースなどにLED照明を採用し、消費電力やCO2の削減に取り組んでいます。

節電対策の推進

エネルギーの消費割合が高いと言われている空調機器や照明等に関し、以下の取り組みを行っています。

  • ・空調(オフィスカジュアルの恒久化を実施し、服装での体温調節による空調負荷の軽減を促進しています。)
  • ・照明(自然光を取り入れ、事務所スペースの照明の間引きを行っています。)

森林保護団体への寄付

当社が管理・運営を行っている事務所ビルの一部では、「募金型自動販売機(ゆび募金)」を設置しています。お客様の飲料1本購入ごとに、当社と飲料メーカーが各1円(計2円)を(公財)緑の地球防衛基金に寄付をしています。
このシステムは、「ゆび募金」と呼ばれ、NPO法人 ジャパンカインドネス協会が窓口となって行われています。
あわせて、当社は社内において使用済み切手の収集を通じて植林活動に役立てるため、(公財)緑の地球防衛基金に寄付をしています。

募金型自動販売機(新宿311ビル)

募金型自動販売機(新宿311ビル)