電気料金値上げ！？冬の光熱費対策
- ＃リフォーム・メンテナンス
- ＃お手入れ
光熱費がアップする冬なのに電力の価格高騰は続く・・・。
そんな冬のお悩みを解決するヒントは空気の層！
簡単テクニックでお財布に優しく温かい暮らしに。
目次
部屋の熱は窓から逃げる
リビングで外の景色を眺めようと窓に近づくとブルっ！窓の下のベッドが寒い！
それは冷放射という現象が起こるからです。
熱には温度の高い方から低い方へ移動する性質があります。外気によって冷やされた窓ガラスの表面温度は室温よりも低いため、温めた部屋の空気はどんどん窓へ移動します。このようして部屋の暖気の多くは窓から逃げているのです。
これではいくら部屋を温めてもなかなか温まりません。
では、対策としてどの様なものがあるのでしょうか？
まずはカーテンフックのアジャスターを調整してカーテンが床スレスレの長さになるようにし、窓との間にカーテンで空気の層を作り、窓に熱が移動するのを防ぎましょう。カーテンは厚手の物の方が冷気を抑制できます。
また、窓に梱包用の緩衝材プチプチシートを貼るのもおすすめです。100円ショップでも買えるのでリーズナブルです。他にはプラダンを窓に立てかけるのも方法の一つです。プラダンは中が空洞になっているプラスチック製段ボールのことで、ホームセンターで入手できます。市販の窓用断熱シートも空気の層を作る点で仕組みは同じです。（マンションの場合、管理規約で窓へ直接貼ることがNGの場合もありますので、確認してから使用してください。）
ベッドは窓から離し、床にはマットを敷くと効果的です。
さらに窓下専用ヒーターのウインドーラジエーターという物もあります。
窓からの冷気をシャットアウトするので、効率よく部屋の中が温まります。
また結露も抑制するという嬉しい効果も◎。価格は¥15,000程度から販売されています。
冷たい空気は床下からも
空気の層を使った対策は、床からの寒さを防ぐのにも有効です。
カーペットを空気を含みやすい毛足の長い物に変えたり、カーペットの下に市販の断熱シートを敷けば、足元の冷え対策に更に効果的です。
- カーテンの長さを調節
- プチプチシートを貼る
- プラダンを立てかける
- 毛足の長いカーペットを敷く
- 下に市販の断熱シートを敷く
～本コラムの筆者プロフィール～
株式会社リレース 広報担当 K
株式会社リレース はハウスケア・コーディネーター事業を中心に光触媒コーティングや 水回りのガラスコーティング、フロアコーティングなどのハウスコーティングやカーテンなどのインテリアオプションサービスを行う会社です。広報担当Kはハウスケア・コーディネーターの専門知識とくらしの知恵関連の記事を中心に執筆。小学生の息子、就学前の娘の母。
